リスト(list)を使いこなす
これまでのレッスンでもscores = [80, 65, 90, 72, 88]のようなリストを使ってきました。ここで改めて、よく使う操作を整理しておきましょう。
scores = [80, 65, 90, 72, 88]
scores[0] # 80 (最初の要素。Pythonは0番目から数える)
scores[-1] # 88 (最後の要素)
len(scores) # 5 (要素の個数)
scores.append(95) # リストの末尾に95を追加
最後の行のscores.append(95)のように、値の後ろに.名前()を付けて呼び出す関数を メソッド と呼びます。「その値専用の関数」だと考えてください。appendはリスト専用のメソッドで、「このリストの末尾に追加する」という働きをします。この後の章でも、scores.mean()(平均を求める)のように、たくさんのメソッドが登場します。
「0番目から数える」という点は、初めて見ると戸惑うポイントです。scores[0]は「1番目」ではなく「先頭」を意味します。これは今後、NumPyの配列やpandasの表を扱うときも共通のルールなので、ここでしっかり慣れておきましょう。
リストは「複数の値をひとまとまりとして扱う」ための仕組みです。この「複数の値をまとめて扱う」という考え方は、後の単元で学ぶベクトルという数学的な概念と、非常に近い関係にあります(ベクトルについては数学の単元で改めて扱います)。