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ひもとくAI

数学の関数とグラフ

レッスン 1/7

数学の「関数」を振り返る

Pythonの関数を学んだとき、y = f(x)という形で「入力から出力を計算する」ことを表せる、と説明しました。実はこのfの中身を、数学の言葉(数式)で具体的に表すこともできます。最も基本的な形が 一次関数 です。

y=ax+by = ax + b

これは、Pythonで書くとこうなります。

def f(x):
    return a * x + b

aaとbbはあらかじめ決まった数値(定数)で、それぞれ次のような意味を持ちます。

  • aa:傾き。xxが1増えたときに、yyがどれだけ変化するか
  • bb:切片。x=0x = 0のときのyyの値

例えば y=2x+1y = 2x + 1 なら、xxが1増えるごとにyyは2ずつ増え、x=0x=0のときy=1y=1です。この「傾き」「切片」という言葉は、この後の単元(線形回帰)で何度も登場する重要な用語なので、ここでしっかり押さえておきましょう。

グラフで見る一次関数と、データとのつながり

一次関数 y=ax+by = ax + b をグラフに描くと、まっすぐな直線になります。aa(傾き)が大きいほど線は急になり、aaがマイナスなら右下がりになります。bb(切片)を変えると、線が上下に平行移動します。

以前、データの可視化の単元で「勉強時間」と「テストの点数」の散布図に、y=7x+40y = 7x + 40という直線を当てはめて、勉強時間から点数を予測する演習をやりました。実はあの直線こそ、まさにこの一次関数だったのです。

テストの点数=7×勉強時間+40\text{テストの点数} = 7 \times \text{勉強時間} + 40

つまり、「データの傾向を表す直線を見つける」ということは、「そのデータに最もよく当てはまるaa(傾き)とbb(切片)を見つける」ということと同じです。

この後の単元で学ぶ 線形回帰 は、まさにこの「データから最適なaaとbbを自動的に見つけ出す」手法です。人間がa=7,b=40a=7, b=40と決め打ちするのではなく、コンピュータにデータを見せて、最も当てはまりの良いaaとbbを計算させます。次のレッスンでは、その前段階として、複数の数値をまとめて扱う「ベクトル」を学びます。

演習

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