数学とコードが交互に出てくる理由
これまでの3つのレッスンで、数式(y=f(x))やPythonのコードが少しずつ登場しました。「数学は苦手だから不安…」と感じた方もいるかもしれません。安心してください。このコースには、数学の学び方について次のような方針があります。
- 数学だけをまとめて長時間学ぶことはしません。 「なぜこの数式が必要なのか」を先に体験してから、必要な分だけ数式を学びます。
- 難しい内容は、1回で完璧に理解する必要はありません。 同じテーマ(例えば「勾配降下法」)は、直感的な説明→簡単な数式→本格的な数式、と3段階くらいに分けて、コースの中で複数回登場します。1回目で分からなくても、2回目・3回目で理解が深まる設計になっています。
- 中学数学より難しい数学(高校・大学レベル)が必要になる場面では、その都度、日常的な言葉での説明から入ります。 いきなり数式や専門用語だけが出てくることはありません。
つまり、「今の説明が完璧に分からなくても、先に進んで大丈夫」というのがこのコースの前提です。分からないところは、後で必ずもう一度出てきます。
演習の使い方
ここまでのレッスンで、いくつか演習を解いてきたと思います。演習を使うときに知っておいてほしいことが2つあります。
1. 間違えることは、学習の一部です
不正解でも、何度でも解き直せます。前のレッスンで説明した「学習」の仕組み(予測→ズレの確認→調整)と同じで、間違えて、なぜ間違えたかを考え直すこと自体が理解を深めます。不正解が続いても焦らず、「ヒントを見る」ボタンを活用してください。ヒントは段階的に表示され、それでも分からなければ、最後は解説そのものを確認することもできます。
2. 「解答を確認する」ボタンについて
どうしても分からないときのために、答えと解説をその場で確認できる「解答を確認する」ボタンがあります。これを使うと、その演習は「解答を確認した」という記録として残りますが、これは失敗の記録ではありません。無理に自力で解こうとして長時間止まってしまうよりも、解説を読んで理解し、次に進む方が学習として効果的な場合も多くあります。遠慮なく使ってください。
演習の目的は「正解すること」そのものよりも、「理解すること」です。この考え方を前提に、次のレッスンからは実際に手を動かしながら学んでいきましょう。