なぜグラフにするのか
数値の表(DataFrame)を眺めるだけでは、データ全体の傾向を掴むのは意外と難しいものです。例えば、100人分のテストの点数が並んだ表を見ても、「平均的にどのくらいの点数の人が多いか」「勉強時間と点数に関係はありそうか」は、パッと見ただけでは分かりません。
こうしたときに役立つのが 可視化(データをグラフにすること) です。Pythonでは Matplotlib というライブラリがよく使われます。例えば、次のようなコードで「勉強時間」と「テストの点数」の関係を散布図(点を打ったグラフ)にできます。
import matplotlib.pyplot as plt
plt.scatter(study_hours, test_scores)
plt.xlabel("勉強時間")
plt.ylabel("テストの点数")
plt.show()
このコードを実行すると、横軸に勉強時間、縦軸に点数をとった散布図が描かれます。このコースの演習では、実際に描かれた散布図を使って「グラフから何が読み取れるか」を練習する形式を用意しています(演習内のグラフは、上記のようなコードによってあらかじめ描かれたものを表示しています)。
次のスライドでは、実際に散布図を読み取る練習をしてみましょう。